デスゲーム
「レイン、聞こえるか?」


指輪に話しかけると鈍く光った。すると急にレインが目の前に現れた。


「アア?何の用だ?」

「マジで現れんのな。質問、指輪は監視の証。つまり氷室の行動も見ているって事だ。…氷室は何をしている?」


今回レインは鬼のような仮面をつけていた。白い仮面の目の穴が赤く光る。


「残念だがソレは言えねえ。俺様の楽しみが減っチマウ。本人に聞いてみたラどうだ?ギャハ☆」


レインの指先を追うと、手洗い場に氷室が立っていた。本人ね。


「どうだ清水、やる気になったか?」

「チッ、何度も言わせるな。柊を危険にさらすようなゲームはしない。何でお前はできる?人質がどうなってもいいのかよ!」


氷室はクスッと笑い、冷たい視線をぶつけてきた。


「あいつは道具だ。道具をどうしようと俺の勝手だろ?」


こいつ、頭のネジが取れてんじゃねえか?人を何だと思ってやがる。


「クソだな。とにかく俺は『デスライン』なんか絶対にしない。俺の友達にもちょっかい出すな」

「だから無理にでもさせてやるって、いずれな。それと俺は何もしてない。あいつらが騒いでるだけ。…じゃあな」
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