木漏れ日差す丘で
しばらく僕が質問して、その子が頷いたり呟くように答えたり・・・・そんな会話を続けていたら、その子の動きが止まった

「・・・どうかした?」



「・・・・・なんにも、言わないんだね・・」


そう言われてもなんのことか全然わからなかった





目があって、やっと意味がわかった



「目が・・」





その子の瞳は、黒と灰色の二色だった


< 4 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop