〜148㎝の王子様番外編・龍太&束沙編〜
唇を離し顔を覗き込むと彼女の顔はさらに真っ赤で、

真っ赤な彼女の顔はさっきよりも近くにあった。

「……仕返し」

俺はしばらく放心状態で…。

「…不意打ちなんてなしだろ」

そう呟いた。


14回目の誕生日には、

隣には彼女がいて、そして思わぬ“プレゼント”


もっと彼女からの愛の言葉が欲しいなんて思う俺は、


欲張りか?


二度重なった唇がもう一度重なった。



★END★




< 19 / 23 >

この作品をシェア

pagetop