Fortune ─RYO STORY─

届け




「凌、凌!聞いて!」


俊也が嬉しそうに俺に近付いてくる



「ん?なに」



「試合に出れることになったんだよ!」



「おーやったじゃん」



今、俊也はなんだかんだ言って
バスケを続けている


中学の時とは違って


バスケに対して真剣に
取り組んでいるように俺は見える



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