瞳の色
不思議な転校生

俺の名前は黒澤 翠。

中学2年生だぜっ!


今は9月の後半。



特にこれと言った行事が無く、普通に学校生活を送っていた。



「ほーら席つけー!朝のHRを始めるぞー!!」



担任の宮崎が教室に入ってきて皆自分の席に座った。




「今日は転校生を紹介すんぞー」




転校生?こんな時期にかよ。




「せんせ~い!女子ですか-?男子ですか-?」



「女子だー」




「しぁぁぁあああああっ!!良かったな!翠!!」



叫んで俺に話しかけてきたコイツ。



田中 大地。


コイツには彼女がいる。


隣のクラスの【北野 ユリア】って言うまぁ、可愛い子。
 

ちなみに俺の大親友。



『何で俺なんだよ』



「お前彼女いないから、お手伝い!(笑」



『死ね』



「ちぇ、冗談だっての」



舌打ちして大地は自分の席に戻った。


「よし、谷村ー、入れ」



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