アイツとコイツは許嫁。
無言でずかずかと席に向かう。
クラス中の視線は俺に集まったまま。
はー、まじ何が言いてえの?
「・・・・・・・」
ありえねえし。
名字が近いせいなのか、またまた親のコネなのか、なんと琥珀の隣の席だった。
席に座って横目で琥珀を見る。
「・・・っ」
バッチリ目が合った。
・・・と思ったのもつかの間。
思いっきり目を逸らされた。
むーかーつーくー!
俺は頬杖をついて、窓の外を眺めていた。