思い出の前に
桐谷小春と桐谷駆は、控え室の岡部とアンリの様子をずっと見ていた。



「本当よかった」


「そうだな」



2人が黄昏ていると、顔なじみの男が近寄ってきた。



「お前ら何やってんだ」



意外に大声の安堂明良に慌てた。



「アキ!うるさい!中の空気ぶち壊す気か!」



桐谷姉弟はアキを取り押さえた。



「もうぶち壊れたよ」



じゃれあう3人に、岡部の冷たい声が降りかかった。



「ゴメン」



3人同時に言うと、岡部は吹き出した。



隣ではアンリが笑っている。



「アンリ、結婚おめでとう」



アキは心の底からそう言った。


「ありがとう」



アンリもまた、心の底からそう言った。
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