惚れ薬2〜彼と甘い薬〜
振り返った瞬間。

私の横を、黒い物体が過ぎ去った。

「よっしゃ〜!」

校門で飛び跳ねて喜ぶ、男子一名。

「朝から元気だなぁ…」

私は、ゆっくり歩きだす。

目指す校門には、さっきの男子がもたれかかってる。
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