わがままでゴメン。でもすきなんだよぉ…
南くんの手がそっと私を包み込む。




南くんの手…震えてる。




「どうしたの??南くん??」



私はおどけた表情で言った。





「もう…もう、美希には触れないって思ってたから…」



「わたしもだよ…」




お互い同じ気持ちを胸にしまってたんだね。



南くん。




本当にゴメン…


でもありがとう。




本当に、大好き!



 

  END
< 25 / 26 >

この作品をシェア

pagetop