『最後にあなたを好きになってよかった』


『『『『先生!!』』』』


『嫌だよ!!先生!!』



『せっ・・・っ・・ん・・せい!!』



一斉に立ち上がり俺に駆け寄る。



ああ、なんていい生徒達なんだ・・・・・でも駄目だ




『泣くな!!お前ら泣くな!!いいか卒業するんだぞ!!そうすればまたいいこともある・・・・・・分かったな!!』



『『『はい!!』』』




『じゃーな、がんばれよ!上から見てるからな!!』




俺は、教台に倒れこんだ・・・・・・そう演技だがな




『『『『『先生!!』』』』



『先生!!大丈夫???!!』





そして俺は、今起きましたみたいな演技をし、上半身だけ起こす。



『あれ??ここはどこですか??・・・・なっなんですか??!そんなに集まって??!!』




生徒達は、キョトンとし俺を見てる



『とっ、とにかく・・・・・帰ります!!!さよなら!!!』





俺は素早く立ち上がり、教室を出た・・・・そして一目散に学校を後にした
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