『最後にあなたを好きになってよかった』



『かっ、梶原君?・・・・この頃、先生避けてない?』




すると彼は小さな吐息をだした後、ゆっくりと話し始めた




『ごめん、先生・・・避けてないよ。・・・・・ただクラスはいい感じにまとまってるから・・・先生にアドバイスすることもなくなったし・・・・だから別に避けてるわけじゃないよ』


そっか・・・・そうなんだ・・・・私が教師らしくなったからなんだ



避けてるわけじゃないんだね・・・・・・・




ひとつの疑問は解決した・・・・・・・・?でも彼はまだ私を抱き締めたままだ





わたしは勇気を振り絞り、胸から顔を離し彼ろ見て聞いた





『ねー、なぜ抱き締めてるの?』






・・・・・・・・・・・彼は横に顔を反らした
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