永遠の愛を君に────…sweetーtime
参考書を取ってくれた後、男の子は本屋から出て行った


トイレからはココって見えないから、何か用事でこっちに来たのかな?


わりとタイプかも


そんな事を考えながら、レジで会計を済ませて帰ることにした



私は何日かして、用もないのに本屋へ行ってみる


もしかしたらまた、あの男の子に会えるかも…という淡い期待を持っていた


いるワケないよね…


溜め息をつきながら、本屋から出る


男の子が本屋へ来たのは私が出た後だった


男の子は私の後ろ姿を見ていた



…あの子…この前の…


その後、互いに何度か姿を見かけるが、直接顔を合わせず話をしないまま、高校入学式の日が訪れた





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