永遠の愛を君に────…sweetーtime
「何が?」


あ〜私って可愛くない


「さっきの誤解…」


「あ…うん…今どこ?」


「心配?」


「…うん…心…配…っ…」


声を聞いて安心したのか涙が溢れる


「泉?」


「ん?…っ…」


泣いてるのバレませんように


「お腹…空いた?」


「ん…空い…た…」


「じゃ…裏口開けて」


私は携帯を持ったまま、裏口へ行ってドアを開けた


右手にはフライドチキン、左手にはさっきより大きな花束を持った、卓が立っていた


「卓…」


「泉?泣いてんの?」


「泣いてないよ…」





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