年上の先生
知っているかも、
知れない。

自分は貰われた子だと。
いずれは知る可能性もある。

けど、私と信二は、
信じている。

「俺達の子供だから、
受け止めてくれる。」

信二はそう言った言葉に、
私は頷いた。

私と信二は何があっても、
優子を守る。

そして精一杯愛情を
上げようと、
太陽に向かって誓った。
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