年上の先生

偶然それとも必然

学校に行こうとした時、
玄関のチャイムが鳴った。

「は~~い」

玄関を開けると、
2年振りに再会した。

「先生・・・?」

「山本・・・・?」

私達はビックリして、
声が出なかった。

「何故ここに?」

「昨日引越しをして、
新しい学校に行くんだ。

昨日挨拶に来たけど、
いなかったので・・・。」

「そうなんだ。
私大検を受けて、
今日は大学の入学式なんだ。
先生時間大丈夫?」

「あっ!忘れていた。
後で話せるか?」

「うん。」

そう言って先生は慌てて、
学校に向かった。

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