Happy Road
「おい。何しているんだ。早く教室に入れ。」

あたしが立ちつくしていると・・・運悪く先生が来てしまい、

あたしは教室の中に入ることになった。

ガラガラ…

あたしが中に入ると異様な空気が流れる。

先生も気づいているのに何にもないような顔をする。

―最低だ…

あたしはそう思いながら自分の席の前に立った。

見えないようにしてある画鋲と接着剤をあたしは、1つずつはがした。

「はがしてやんの!!キモ!!」

「ばかじゃね~」

大声で言ってくる千佳たちを睨んだ。

一瞬怯んだみたいだけど・・・

またひそひそ話し始めた。

先生があたしの行動に気付き、こっちによってきた。

そして、机と椅子に貼られている画鋲を見て先生はこう言った。
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