屋上で君と クール君とサボり魔
屋上で君と


ドゴッ

バキッ



とてつもなく鈍い音が聞こえた。

あたしはその音の方向に、反射的に視線を向けた。


向けてしまった。




「………何」


「いえ、別にっ」



それが小田切先輩と、最初に交わした言葉だった。




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