王子様と海賊。
その時でした。

何者かが、船に飛び乗って来たのです。

「誰だ!!」

「僕は、この国の王子です。
しかし、そこの黒髪の方に惚れました。
一緒に連れて行ってほしい。」


「王子様?
何言ってるんですか!」

「僕は、君と一緒にいたい。
それでは駄目かい?」

女は王子様の気持ちがとても嬉しかった。
しかし、彼がいなくなってはこの国は駄目になってしまう。


そう思うと、勝手に口が動いていました。

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