先生と生徒
恥ずかしながら待合室で待ってるとやっとの思いで呼ばれた。




『平山さん、平山香奈さん。診察室までおこしください。』




「行こうか。」



先生が言う。




「・・・うん。」



私は素直に答えた。





本当は不安だった。



【産む】




って決めたはずだったのに今になってすごく不安になってくる。





だんだん手が震えてくる。





それに気づいた雄輔先生が強く手を握ってくれた。



「大丈夫。」




こう一言かけてくれた。
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