先生と生徒
しばらく廊下を歩いていると雄輔先生を発見した。



「雄輔先生ーー♪」


私は走りながら雄輔先生の名を叫んだ。


幸い、女子には囲まれていなかった。




「あっ、あなたは...えーっと.....」

「平山香奈です!!」

「あっ、平山さん!どうしたんですか?」

「先生に質問なんですけど、答えてもらってもいいですか?」

「答えられる質問であればいいですよ!!」




私はさっきもらった紙を出した。
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