先生と生徒
雄輔先生だった。



「あの...平山さんと、深沢さん!」

「はいっっ!!なんでしょう!!雄輔先生!!」




葵が元気よく返事をしていた。





私はその迫力に負けて返事が出来なかった。


「あの...これから時間あるかな...?保健体育の授業で手伝ってほしい事があるんですけど...」

「あっ...ごめんなさい...。今日はムリなんですよ...。おばあちゃんが倒れちゃって...。今日、お見舞い行かなきゃいけないんですよ...。」



葵が悲しそうな顔で言った。




えっ!?まじ!?
じゃあ雄輔先生と2人!?!?


まさかの...!?



「そうですか....。それはしょうがないですね....。じゃあ平山さんは大丈夫ですか?」
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