折れない心

悩殺かき氷

待望の夏休みが始まった。



「あっちぃなぁ」




雅人の仲間と遊ぶことになったあたし達は、友達の家へ向かった。




「ちぃーす!」




ピンポンがあるのに押しもせず、開けっ放しの玄関に雅人が入って行った。




――トントントン・・・

2階から誰かが降りて来る音がした。




「おー!上がれよ!」

大ちゃんがあたしの顔を見てニコッと笑った。




雅人は乱雑に靴を脱いで、2階へ上がった。




玄関には沢山の靴があった。




「お邪魔しまーす♪」




みんなの靴を綺麗に揃えてあたしは階段を上った。




「うっわ!」




あたしは2階へ上がるなり、帰りたくなった。




真っ白な煙りが漂う部屋に総勢7人はいる。




しかも男のみ。




「安心しろ。
 みんな、オレのダチだ」




「あっ・・・うん」




「ヒュー!雅人が彼女を
 連れてのお出ましだぁ!」




「うっせ!殴んぞ!」




「照れちゃってカワイイねぇ♪」




雅人は、みんなに散々冷やかされて半分すねていた。
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