☆小悪魔*天然わんこが同居人☆
『おやすみ、入って来たら変態って呼ぶから』
莉夜もお風呂に入り終わって、眠くなったあたしは寝ることに。
リビングを出るときそう言って、部屋に入ろうとするとバタバタと勢い良く莉夜が走って来た。
…ちょっと、近所の人から苦情来るでしょ。
「まって美玲ちゃん!!」
『なによ、変態って呼ばれたいの?』
「ちっ、違う!!」
ふるふると首を振って言う莉夜に「じゃあなに?」と聞くと…
「僕、どこで寝ればいいの?」
『…は?』
莉夜の言葉に、ついつい眉間にシワを寄せてしまった。