*彼、許婚*



「キャッ、和田先輩だよ」


「なんでここに??」




周りの女子がうるさい


俺はなんとか美和子を探してるんだよ





「優…」



弱そうな声で俺の名前を呼ぶのは


“今は”俺の彼女の


美和子





「ちょっといい??」


俺はそう言って


美和子を屋上へ呼んだ






面倒だからやっぱり涼太は教室に置いて行った。


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