先生にキス4.5chain-story
「そ…それじゃあ、失礼します!」
「駅まで気を付けて行けよ。」
笑みを浮かべながら言っている宇堂さんにお辞儀をして、私は駅まで走った。
柊平、心配してるかな…?
明かりの少なくなった夜道を駅へと急ぐ。
はぁ……
それにしても、宇堂さんって、イマイチ掴めない人だなぁ…。
まだ1週間くらいしか一緒に働いていないからかもしれないけど……
何だか今後も、よく分からないままな気がするなぁ…。