先生にキス4.5chain-story

「今から、二人の未来を考えると、ワクワクしちゃうわね〜!」


柊平のお母さん…
ひょっとしたら私たち以上に、これからのこと…楽しみにしてるのかも…。


でも…良かった…。
私の顔は緊張が次第に解れて笑顔になっていく。



「幸歩…何だか緊張の糸が解けたみたいだな…。」


柊平…鋭いなぁ…。


「幸歩ちゃんの笑顔、可愛い〜!」


私の顔をチラッと見た柊平のお母さんは、なぜかテンションが上がってる状態。

「抱きしめたくなっちゃうわねっ!」


私にお母さんが手を伸ばそうとした時、柊平が“さっき抱きしめてただろ?”って言いながら、そうさせないようにしていた。



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