24/7~キミを想う~【完結】

秘密


「先輩、なんか元気ないですね?」


昼休み、あたしは屋上で雲一つない真っ青な空を見上げていた。


「あんたが元気なだけじゃない?」


「そんなことないですよ。何かあったんですか?」


「別に何もないよ」


ユーヤに余計な心配をかけたくない。


あたしは無理矢理笑顔を作った。



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