24/7~キミを想う~【完結】

「アヤ!どうしたんだよ」


ユーヤはアヤに駆け寄ると、そっとアヤの肩を抱えた。


「……ユーヤ……」


アヤは呟くようにそう言うと、ポロポロと涙を流した。


アヤの肩を抱えるユーヤ。


ユーヤにすがり付くようにして泣くアヤ。


二人の間には目には見えない深い絆がある。


あたしは二人の中に入っていくことが出来ず、少し離れた場所から二人を眺めていることしかできなかった。







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