24/7~キミを想う~【完結】
「はい。何があっても先輩のそばにいます」
「……聞こえてたの?……地獄耳じゃん」
「あ、はい。よく地獄耳だって言われます」
思わずパッと顔を上げるとユーヤは嬉しそうに笑った。
「もしかして……ユーヤってM?」
あたしがどんなにキツイ言葉を放っても、ユーヤは物おじしない。
それどころか喜んでいるような気がして。
少し戸惑いながらそう聞くと、ユーヤは首をブンブンと横に振った。