24/7~キミを想う~【完結】
少しでも動けばユーヤの唇に自分の唇が触れてしまいそうで。
あたしは身動き一つ取れないでいた。
「……なんか、ヤバいです」
「え?」
「ちょっとやりすぎました。理性が飛びそうです」
「……え?」
あたしの上に馬乗りになったユーヤはあたしから体を離し頭をポリポリとかいた。
きっとあたしが固まっている姿を見てユーヤは申し訳ない気持ちになったんだろう。
そんなユーヤの頬にあたしは右手を添えた。