24/7~キミを想う~【完結】
そんな時、あたしの元に一本の電話がかかってきた。
OO病院
それはユーヤが入院している病院で。
はやる気持ちとは裏腹に複雑な想いが絡み合い、あたしは電話に出ることが出来なかった。
電話が鳴り続けている間、心臓が激しく暴れ出し手がブルブルと震えた。
「ユーヤ……」
目が覚めたという連絡かもしれない。
でも、
もし違ったら……?
あたしは部屋を飛び出し、ユーヤのいる病院に急いだ。