秘密な契約と掟破りな愛【最終章】
あなたは、すぐにまた私を受け入れてくれたのよね。
退院の日にハワイへ行くと無茶な事を言い出し私は止めようとしたけど、あなたは意識を曲げる事はなく二人でハワイへ行った。
ハワイでプロポーズをされた時…私、とても驚いたっけ。
だって…まさか…あなたからプロポーズされるなんて思ってなかったから。
あの時の事は、緊張と嬉しさで震えが止まらなくて、実は…あまりはっきりとした記憶がないのよね…。
ただ鮮明に覚えてるのは、あなたが真剣に私へ誓ってくれた事と指輪を嵌めてくれた事ぐらいかな。