苺みるく。
私は無意識のうちに智哉を掴んでいた。


「・・・なんだよ。」


振り返らずに智哉が言った。



冷たく突き放す智哉


でも


嫌いになれなかった。


こんなにも好きなんだ。
< 199 / 427 >

この作品をシェア

pagetop