*Long messerge*上
帰ろうとしたとき。

麻燈は、話していた、木の木陰にしゃがみこんだ。

「どした???」

海は、不思議そうに聞いてくる。

「ほら、帰る準備してて!!」

「分かったよ」

海は、
仕方なくバイクの方へ戻っていった。

麻燈は、
こそっと木の幹に
メッセージを書いた。

『200×年。
夏か秋。

あたし達の恋は始りました。
海の事が大好きです。
この気持ちは、ずっと変わりません。

キッパリといえます。
そして、ずっとこの幸せが続くといいな。
とずっと願っています。
この木に願いをこめて……

麻燈。』

と麻燈は、木の幹に、
石で字を彫った。

「まだか???」

海が、麻燈を覗き込む。

「もうっっ。見ちゃだめなの」

麻燈は、言う。

「ごめん」

海も反省していた。
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