*Long messerge*上
海って、言う男の子は、
麻燈の親友。

中学3年の春に、
一緒のクラスになってから知り合った。

海は、人懐っこくて誰からも好かれた。

だから、麻燈も海の事が好きになった。

愛とか、恋とかではなく一人の人間として・・

でも…
去年。

“夢がある”っていったきり、
ハワイに行ってしまった。

初めの頃は、ずっと一緒に居たからか、
海のいない生活は正直。
嫌だった。
しんどかった。

でも、今は、そんな生活も慣れていて、
海の存在は、頭の隅にやっていた自分が居た。

――海かぁ・・・

どこかで、忘れようとしていたのかもしれない。

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