*Long messerge*上
部屋着のまま、
出た外は、さむかった。

「さむっっ」

――ビュウッッ

麻燈は、
腕をさすりながら立ち尽くした。

「麻燈???」

その時。
海の声がした。

「海・??」

麻燈も、
海の声のする方向に顔を向ける。

「海ぃ……」

麻燈は、海の元に行く。

「麻燈???どした???」

海も近寄ってきた。

海は、
いつでも優しかった。

なんでも、聞いてくれた。

なんでも相談に乗ってくれた。

そんな海の事を。
好きになっていたかもしれない。
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