*Long messerge*上
「お前、純と何かあった?」

海は、悲しそうにつぶやく

――・・・・
「どして?」

麻燈は、平然な顔をして言う。

「空に聞いた」

――空の奴…

「…何もないよ」

麻燈は、笑う。

「作り笑いすんな」

海は、麻燈の頭を叩く。

「で?」

海は、麻燈に聞き返す。

「・・・・・なんか・・・
アタシのカン違いかもだけどね」

麻燈は言う。

「別にいいじゃん。
言ってみ?」

麻燈は言う決心をした。

海なら言える。
そんな確信があった。
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