*Long messerge*上
「それでね、その人はあたしにとって、
居て当たり前の存在だから。
いや、そう言うと変だけど・・・・

なんて言うか、
その人は・・・・」

麻燈が口ごもっていると、
海が口を挟んだ。

「それって、お前もその人の事が好きなんじゃねぇの???」

海はまた不思議そうに言う。

「わかんないんだぁ。」

「そっか。
じっくり悩めよ」

海は麻燈の隣に座る。

「……うん」

麻燈は、顔を真っ赤にして言う。

「でも…恋なんて、ライバルが誰だろうと関係ねぇだろ」

「えっっ???」

麻燈は、ビックリした顔をする。

「そうだろ?」

海がビックリした顔をして言う。
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