*Long messerge*上
その時。
病室のドアが開いた。

――ガラガラッッ

「失礼します。」

先生の声がした。

「先生だ」

海が、椅子から立ち上がる。

「……」

麻燈は、
呆然と涙を流しながら
ベットに横たわっていた。

「麻燈さん???
大丈夫ですか???」

先生は、
麻燈に近づいて言う。

「……はい」

麻燈は、
弱弱しい声で言う。

「はい
じゃあ、今の状態を教えてください。
元気ですか???」

先生は、質問を続ける。

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