無垢な手紙
迷走
身体がだるい…
また抗鬱剤、安定剤沢山のんだ。
何故目が醒める?
いつもいつも何故目が醒めるんだ。このまま逝きたいのに。
沸々と記憶に蘇ってくるのは錠剤の空きシート…。
ベッドの横にある硝子のテーブルにはクシャクシャに潰したビールの空き缶…ワインの空き瓶が並んでいる。

躊躇っているのか致死量までの量は無い。
ただ、主治医からの言いつけは守っていない。
仕事帰りのサラリーマン達が、「呑まなきゃやってらんねぇんだよ。馬鹿上司め」と、ぼやく姿。

よく居酒屋で見かける光景。
酒で憂さ晴らし出来れば良い。
しかし私には常用してる薬も一緒じゃないと全ての嫌な事が忘れる事が出来なかった。
何もかも忘れる為…。
全てを無くしてしまい為…。
異性との出逢いなんて沢山ある。
それは仕事上での話。
暗い店内…。
男性自身を手や口で上下に動かして発射したらサヨナラ。
お得意の名刺交換と次に店に来る約束…。

たまに甦る記憶…。
「ユカちゃんは何歳までに結婚したい?」

「う~んとねぇ。23歳までには結婚したいなぁ~!」

小学生の頃、近所の仲良かった子と公園のブランコに乗りながら、そんな話したことあったっけ…。
あの頃の自分が今の自分を見たらどう思うだろう?

今では結婚すらせずに32歳になり、先が見えない。見たくもない。
< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop