Triangle‐狼達とうさぎの関係‐
飲み干しちゃうなんて
よっぽど気持ち悪かったのかな…
なんて思って見ていると
「座って?」
幸がまだ完全には開いていない目で
膝で立っている私を見ていた。
「お願い。」
動こうとしない私にもう一度声をかける。
前に見た寝起きの表情にも
似てるんだけどそれ以上に
色っぽく見える幸に
見とれてしまっていた。
ハッとしてそのまま腰を下ろすと
正座をする形になったんだけど
幸はそれで満足したようで
ニッコリ笑った。
玄関のドアへ向けて
下ろしていた足の片方を
段差の上へ上げて私と向かい合う。
真剣な表情になったことに気付いたのと
同時に幸の腕が伸びてきて
私の体中の温度が一気に上がる。
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