Triangle‐狼達とうさぎの関係‐



「だって肩紐もホックもないもん。
それに、ブラしながら寝るのって
よくないでしょ?
ま、俺は今のままでもオッケーだけど♪」



「へ……?」



私がその言葉を理解するのより先に
陽詩の手が服の中を通り
指先がかすかに膨らみに触れた。



「やっ………!」



両腕を交差させ胸を押さえたのが
危機一発間に合って
陽詩の侵入してきた両手は
私の胸下で止まった



「だめ……っ。」



「だめ?しょうがないなぁ。」



カプッ


手が服の中から出てホッとしたのと
同時に耳を軽く噛まれる



「もうっ……!」



キッと睨んだはずなのに



「もー…。雪乃可愛すぎ。」



フッと笑い、首元に軽くキスすると
ベットを出て部屋にある
2人掛けサイズのソファに腰掛けた



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