恋愛部・活動中☆

mission1





しばらくしてから、
 兄貴が遊びに来た。                                 


「おじゃまします。久しぶり
     キル元気にしてたぁ」



「アキラさんこそ、大学忙しい
        んじゃないですか」



「そうでもないよ、楽しいし
       イイ奴ばっかだから」



「そうですか、あっ、顧問引き受けてくれてありがとうございました」




「いいよ。ちょうど暇だったし」

「時間があったらまた来るよ」



「はい」



戸が閉まって
ため息をついてから・・



「ケッ 何が
『大学忙しいんじゃないですかぁ』
 あんなののどこがいいんだか
 好き好きオーラ出しまくり
         じゃねーか」



するとキルは、赤くなりつつ


「ちがうよっアキラさんは
 そんなんじゃないただ憧れなだけ」




否定してくれたのはうれしいけど
  それでも特別な存在かよっ
そう思い、ため息を漏らした




少ししてゆっくり戸が開いた
< 4 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop