distance~いちめーとる~
なんか考えることが多すぎて、頭の中がごちゃごちゃしてる。
まずは、この場のことを考えなくちゃいけないのに、どうしたらいいのか分からなくて。
頭の中が、逆に真っ白になる。
--ドックン ドックン
うるさい、心臓!!
お願いだから黙って!
心臓が高鳴るたび、体が熱くなる。
それと同時に呼吸まで乱れて…
だめだ、私。
動揺してる。
でも、そんな自分をどうすることもできない。
「由樹…」
おそるおそる、由樹の名前を呼ぶ。
由樹はそれを合図にするように、顔を近づけてきて。
あっという間に私のファーストキスは奪われてしまった。