distance~いちめーとる~
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「あれ、彩夏ちゃん?どうしたの?」
「すみません。今日は、帰ります…」
「帰る、って……こんな夜中に?」
私は、自宅に帰ることにした。
由樹と同じ屋根の下。
違う部屋であったとしても、眠れる自信がなかった。
多分、家に帰っても眠れない気がするけど…
「すみません。布団まで用意してもらったのに…」
「それはいいんだけど…本当に帰るの?だったら、由樹に家まで送らせるけど…」
「いえ、いいんです。…大丈夫ですから。…お邪魔しましたっ!」
「…あっ、彩夏ちゃん!」
私は、焦って扉を開け、外に出た。
本当に由樹を連れてこられたら、気まずくなる。