ラブ☆シェア

キッチンからリビングへ出て、悠二を迎えた。


「悠二、おかえりーー」



「ただいま、実」



ポスッ


スーツの悠二の胸の中に収まった私。



「何作ってるの?」



私の頭の上から聞こえる声。



私は、悠二を見上げて、



「悠二の好きなサンマだよ、竜田揚げにするの 楽しみにしてて」



「そうなんだ。 じゃ、着替えてくるよ」



私のおでこに軽いキスを落とし、着替えに行った。
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