弥生ワールド2★私の可愛い俺様彼氏
「何、ボケーッとしてんだ?危なっかしい!」


「ごめ…ん」


かなり恥ずかしい妄想をしていたと気付き、下を向いた


翔太はちょっとへこんだ私の手を握る


「本屋…行きたいの?」


翔太は私の顔を覗き込みながら優しい口調


「うん…行きたい」


私達は本屋まで、ずっと手を繋いでいた


「今日、どうだった?仕事…秘書の本とか欲しいのか?」


翔太ぁ〜優し過ぎるわ


違うのよ…


ちょっと推理小説を買わなきゃいけなくなったの…


そうだわ!ついでに翔太にも買ってあげるわね






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