世界の穴に
昼の空が青いわけ
昔むかし、私達が生まれるずっと前のお話。

太陽は自分の部屋に飽きていた。一面真っ白で、味気なかったからだ。
引っ越すことはできないので、部屋の色を変えることにした。

どうしようか考えた末にに太陽は、心がすっきりする色にしようと思い、青いペンキを塗り始めた。

すべてを塗り終え、太陽は青い部屋に住み始めた。

そのペンキの色が、今の昼間の空の青であるという。
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