スピカ



「ひっく・・・ぅ・・ぇ・・・っく」


泣きじゃくる私を優太がそっと抱きしめてくれた。



「愛してる。」



優太がおでこを私のおでこにくっつけてきた。


「・・・///??」


「目閉じて。」


私は言われるがまま目を閉じた。


優太の息が肌をくすぐり、そっと唇に優太の唇が触れた。


「ちょっ!だめだってゆ・・・」


ゆっくりと離れた唇に優太の人差し指があてられた。



「誰にも言うなよ?誰にも・・・。」







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