Flower -光を探して-
「おっはよーさん!」

男性は私を見かけると、いつも挨拶をしてくれるようになっていた。



後ろから声をかけられ振り向こうとすると、それより先に相手の手が私の頭にポンと置かれた。




 ドクン



せっかく意識しないように頑張ってるのに、止めてよ・・・。

心の中で、思い切り叫ぶ。



「あの人と、いつの間に仲良くなったの?」

隣にいたタケが、少し驚いていた。
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